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高齢者の運転基準は年齢で仕分けされるべき?


高齢者の運転基準は年齢で仕分けされるべき?


高齢者の運転による事故が、今年急激に増加している。

特に、平成28年11月の2週間で8件の高齢者ドライバーによる事故が発生し、そのうち7人の命が奪われている。

ここで、道路交通法改善案が出され、来年から高齢者ドライバーへ向けた免許更新時の検査が実施される。具体的には、現在高齢運転者講習は、75歳以上が対象だったが、70歳へ変更になり、認知症検査が義務づけられる。

高齢者ドライバーにとって、免許を見直す機会となるだろう。

その中で、問題が1つ水面下で発生しているのにお気づきだろうか。高齢者ドライバーのすべてが運転不適合と認識されつつあることだ。

全ての高齢者ドライバーが認知症のように思われ、全ての高齢者ドライバーが事故を起こすだろうと憶測され、一種の差別的な意味合いをも含むこの問題は人々が注意しなければならない。仕事でもプライベートでも毎日運転して何十年も無事故無違反な高齢者ドライバーもいるのだ。そのことを忘れてはいけない。

さて、今日は高齢者ドライバーの中で年齢によって運転基準を仕分けされて良いのか?という声が上がっている。そのことに注目してみた。





年齢別による高齢者の免許更新

高齢者の運転基準は年齢で仕分けされるべき?


高齢者ドライバーと言われる65歳以上のドライバーの人数は、10年間で約730万人増加し、全体で1710万人に上る。内、75歳以上のドライバーは、447万人だ。これは団塊の世代が一度に高齢者ドライバーへ移行していくにつれて増えてゆく数字だ。

高齢者ドライバーの年齢基準(平成28年11月現在)は、 「75歳以上は、高齢運転者講習を受けなければ免許更新ができない」 、 「更新期間に70歳以下の誕生日を迎える人は有効期間5年、71歳では4年、72歳以上では3年の免許証になる」 等々、、、各種免許更新時に設定がある。

さらに、大きな変化として認知症検査が義務化されることになった。

しかし、この認知症検査は、免許更新時でないと受けられないのがネックだ。人間5年もすれば別人になる。認知症を発症する人もいれば、人生において大きな変化を受ける人もいるだろう。しかし、現在は免許更新時でしかこの各種検査や実技を受けることが出来ない。

また、年齢による仕分けにより、65歳から70歳までの5年間は免許更新も通常通りだ。





認知症の人数

高齢者の運転基準は年齢で仕分けされるべき?


認知症人数は65歳を対象とした指数で、2012年の調査では462万人と推定される。年々認知症患者は1.5倍のスピードで増えており、10年後には5人に1人の計算で、700万人を超えると試算されている。

認知症の事故で一躍注目を浴びたのが高速道路の逆走だろう。高速道路での逆走は2年間で447件。約7割が65歳以上の運転者だった。そのうち認知症の人あるいは認知症が疑われる人は、約4割にのぼるという。





増える高齢ドライバーの事故

高齢者の運転基準は年齢で仕分けされるべき?


平成26年(2014年)と2年前の情報ではあるが、交通事故での死亡者数は約4,000人で、そのうち約50%が65歳以上の高齢者だ。(※死者数は事故後24時間以内に亡くなった人数)

この交通事故死亡者数は14年連続で減少傾向だが、65歳以上の高齢者が死亡者数に占める割増は年々増加しており、2014年は過去最大数値を記録。また、交通事故による重傷者は約40,000人のうち、65歳以上の高齢者が約14,000人。この数字も全体の約35%で、他の年代と比べ極端に高い。





なぜ高齢ドライバーに事故が多いのか

高齢者の運転基準は年齢で仕分けされるべき?


人間、歳を取れば判断力も鈍り視野も狭くなる。体の自由は少しずつ衰え、反射神経も若者に比べて劣るものだ。それが普通だからこそ高齢者ドライバーは安全運転を心がける。いや誰よりも心がけなければならない。1歩間違えれば人を殺せる凶器を操る責任がそこにあるからだ。

しかし、現実には写真のように慢心さが目に付く。

上の写真は 『自分の運転テクニックがあれば、事故を回避する自信があるか?』 という質問に対しての年代別データ。75歳以上のグラフが増えている。

70歳を超えるとかなり上昇し、75歳以上の方では実に53%に達している。

どこにそんな自信があるのか。それは高齢ドライバーは長年の経験から、交通規則よりも自分の経験則を重視してしまっているからにある。交差点内の一時停止の場所で徐行で済ますといった経験則重視の運転だ。

60歳代を対象に 「高齢とは何歳から?」と聞いた別のアンケートがあった。70歳と答えた回答率は、44%。一般的な定義では65歳以上を高齢としているが、アンケート結果で65歳を高齢と認識している60歳代はわずか10%だった。

今回のテーマは、高齢ドライバーの運転基準は年齢で仕分けても良いのか?というものだった。この仕分けが年齢により行政ルールを課しても良いのか?という意味なら高齢者から不満も出るだろう。なぜなら表が表すように、 「自分はまだ高齢じゃない」 と思っているお年寄りが大半だからだ。

オレは大丈夫。オレは他のドライバーと違い、長年毎日運転しているから事故は起こさない。

そう思っている高齢者ドライバーは多い。この過信と極度の運転に対する自信が高齢者ドライバーの事故を増やしている原因であると考える。





車を使わなくても良い行政の活動に期待

高齢者の運転基準は年齢で仕分けされるべき?


今、高齢者ドライバーに対して免許返納の促進と、それに代わる行政サービスが今後の注目になっている。地方自治体による乗り合いタクシーや、民間企業による配達サービスなど、車を使わなくてもよい環境づくりだ。

暮らしの中で高齢者が車を使う理由は、買い物と病院への通院だろう。交通機関の乏しい地方なら車は必需品だ。まずはそういった生活に必要な場所へ移動する手段として乗り合いタクシーを行政が用意。料金も格安でバスと違い自宅まで迎えに来てくれるメリットもある。

電動カーのレンタルもある。お年寄りが車を使わなくても住む環境の整備が始まろうとしている。





高齢者ドライバーの運転基準を年齢で仕分けして良いのか?

高齢者の運転基準は年齢で仕分けされるべき?

タイトルにもある運転基準を年齢で仕分けしてよいのか。そのためには、高齢者という年齢を作ることが必要だ。

一般的な定義では65歳が高齢者だ。しかし、65歳は高齢者と言われたくないのだ。そして運転には自信があり年齢と共にその自信は増えていくのだ。

過信と慢心による運転の結果、年々65歳以上の事故は増えている。

認知症は若年層にもある。「若年性アルツハイマー」だ。それなのに年寄りばかり認知症の検査を義務付けて不公平だという意見もある。しかし、若年層は反射神経も視力も判断力も十分に備わっている。それに運転に対して不慣れな恐怖心もある。

もっとも注意するべきは、 「オレだけは事故らない」 と奢る運転だ。個人差はあるにせよ、運転に対して過信と慢心が多い世代は人生の経験を積んだ高齢世代だと実証されているのだ。

今一度、人を殺せる凶器を操っていることを認識してもらいたい。

個人差でルールを作ることはできない。安全運転をしていれば、小さな命が救われることもある。

【認知症対応】介護地獄、介護難民、一家共倒れにならないための超高齢社会サバイバルマニュアル



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