
冬になると流行するインフルエンザ。
実は、インフルエンザは一年中存在します。
また、毎年インフルエンザのウイルスは変化(進化?)しているため、毎年違うワクチンを生成する必要があります。
主な感染経路は、人間の鼻。喉からの感染は、少ないことが証明されました。
なぜ、鼻から感染しやすいのか?鼻は常時空気中に触れているため、インフルエンザウイルスの形に見える突起物が、鼻の粘膜に付着しやすいのです。
「それじゃ、マスクは効果がないの?」と、思われるかもしれませんが、鼻を隠せるマスクは有効です。
「でも、鼻から感染する場合、予防は困難だ?」と思われるでしょう。しかし、今回ご紹介する飲み物は、インフルエンザウイルスを予防する上で、最適な効果が証明されています。
紅茶がインフルエンザに効果的
初めの画像でお分かりだと思いますが、インフルエンザ予防に最適な効果を発揮する飲み物。それは、
”紅茶” です。
紅茶の中に含まれるポリフェノールのウチ、
『テアフラビン』 が、インフルエンザウイルスの形に見える突起物を無力化し、粘膜への付着を抑制し、ウイルスを不活性化します。
テアフラビンとは、緑茶、紅茶に含まれるカテキン類が発酵したもの。
効果が発揮する時間は、
なんと5秒! 多様な飲み物と比べた結果でした。
インフルエンザ対策用 紅茶の飲み方
ミルクティは、ダメ。それ以外の飲み方なら、大丈夫。
ミルクに含まれるタンパク質が、紅茶のテアフラビンと結合すると、抗ウイルス作用を弱めてしまうため、ミルクティの飲み方は、避けましょう。
また、紅茶にはカフェインが含まれるため、寝る前は量にも気を付けましょう。
カフェインレスの紅茶でも、同じ効果がありますので、小さなお子様や、妊娠中の女性も気軽に摂取ができます。
効果がありそうで、実は少なかった飲み物
風邪をひいたときに、思い浮かぶ飲み物は、生姜湯、乳酸菌飲料などがあります。また、ビタミンCの不足を連想させることから、ビタミンC飲料も、多く飲まれています。
が、しかし、ゼロでは無いものの、紅茶に比べて上記飲料の効果は少ないことが証明されました。
特に、ビタミンCは、予防に効果を発揮するため、普通の風邪でも、ひいた後は効果が薄いのです。
紅茶うがいは、使い終わった紅茶で
初めに、喉からの感染は少ないと書きましたが、ゼロではありません。
特に、小さなお子様は、k手洗いやうがいが上手にできなかったりして、喉の粘膜から、インフルエンザに感染する場合もあります。
喉からの感染予防に最適なのは、紅茶うがいです。
理由は、上記に記載した通り。ただ、新しい紅茶を使う必要はありません。飲み終えた紅茶の葉には、まだたくさんの紅茶ポリフェノールが含まれているため、それを利用します。
飲用としては、香りや味が薄くなっていますので、美味しさが薄れていますが、うがい利用には最適です。
ワクチン接種は必要か?
最後は、紅茶を飲んでいればワクチン接種は必要なくなるのか?です。
結論から言いますと、ワクチン接種がインフルエンザ予防に一番効果があることが証明されています。
紅茶を飲んでいる人よりもです。詳細の数値は、実験をおこなった他サイトにいくつも掲載がありますので控えますが、ワクチン接種がなにより効果的。
ただし、紅茶の効果もまたインフルエンザウイルスに対し、99%の無力化を実証していますので、かなりの予防効果が期待できます。
万が一、インフルエンザに感染した場合は、インフルエンザの症状として、高熱が出ます。この高熱がウイルス死滅に効果的な結果をもたらします。しかし、人間の体で熱に弱いのは、脳。頭を冷やして、体を温かくする事がインフルエンザを早く治す方法です。
冬のインフルエンザ。
紅茶で予防をして、冬休みを楽しく過ごしたいですね。
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